壁面緑化・駐車場緑化等のメーカー「ダイトウテクノグリーン」

ツルパワーパネル
特許No.4492861号
特許No.6116154号

登ハンマット一体型壁面緑化パネル
ヘデラ登ハンシステム「ツルパワーパネル」は、従来のつる植物を用いた壁面緑化の問題点を解決すべく、 常緑の付着型つる植物(ヘデラ類)の登はんを促進させるための資材として開発しました。

これにより従来下垂タイプとされてきたヘデラ類を、登はん緑化に用いることを可能にしました。 この製品技術は特許を取得し、信頼と実績から、さまざまな場面・用途に利用されています。

ツルパワーパネルとは、登ハンマットと立体金網を一体化!

①立体金網
波状の立体金網(ウェーブメッシュ)により、つる植物の登はんを促進するとともに、強風、積雪などによる植物の剥離落下を防止します。
②登ハンマット
吸水保湿性に優れた天然ヤシ繊維(長期耐久難燃加工)を利用した、自然な風合いの登はんマットです。(標準色:ダークグリーン)
ヘデラ類などの付着型つる植物の登はんを促進します。
③付着型つる植物(ヘデラ類、ノウゼンカズラなど)の登はん形態
金網に巻きつかず、登ハンマットに付着根を吸着させて登はんします。
ヘデラ類の付着根
ノウゼンカズラの付着根

6つの特長

1.省メンテナンス ヘデラ類では剪定管理がほとんど不要。密で滑らかな常緑の壁面が、ヘデラ類を主体とした壁面緑化の魅力です。
2.早期緑化 ヘデラ類の登はん形態に合った、天然素材のヤシ繊維による「登ハンマット」を採用。
早期かつ確実な登はんを実現します。
3.低コスト 壁面に基盤を設ける工法に比べ、低コストで緑化できます。
4.壁面温度・輻射熱の低減 天然素材のヤシマットにより、設置時から自然な風合いをかもし出し、ワイヤー・金網タイプに比べて壁面温度及び輻射熱を低減します。
5.軽量で設置が容易 1基あたりの重量が軽く、壁への負荷が最小限に抑えられるため、既存の構造物にも取付可能です。
6.永続的な緑化 登はん被覆したつる植物を、壁面に永続的に維持させることができます。

製品仕様

用途:各種壁面および壁状構造物へのつる植物登はん補助資材
型 番 有効寸法 本体重量 対象物※1 材質※2、※3
HPJ-1020SUS 1000×2000mm 約4.2kg 各種壁面 立体金網:ステンレス 登ハンマット:
天然ヤシ繊維
(長期耐久難燃加工)
HPJ-1020 1000×2000mm 約4.6kg 立体金網:
溶融亜鉛メッキ鋼材
HPJMT-1020SUS 1000×2000mm 約5.9kg 鉄骨組等の
壁状構造物※4
立体金網、裏メッシュ:
ステンレス
高耐久シート:
基布=ポリエステル
樹脂=ポリ塩化ビニル
(耐候+防炎加工)
※1 コンクリート、ALC、中空ブロック、鋼板、フェンスなど。(取付方法がそれぞれ異なります)
※2 立体金網の色は受注生産により変更することもできます。
※3 登ハンマットは天然素材のため、設置場所の条件により色落ち・変色したり、たわんだりすることがあります。
※4 HPJMT-1020SUSは、壁がない構造物の他、つる植物を10m以上登はんさせる箇所にも対応。

つる植物の樹種選定

樹種は、常緑のヘデラ類を主体とすることで剪定管理を省力化できます。壁面の高さが3m以上の場合は、ヘデラ類を基本種とし、生長が早い樹種を混植することをおすすめします。
ヘデラ・カナリエンシス
ヘデラ類の中で、最も生長が早い。ボリューム感があり、広い面積での利用が効果的。
ヘデラ・ヘリックス
ヘデラ類の中でも比較的生長が早い。小葉で密な景観を創出。
生長が早いつる植物の代表種
ノウゼンカズラ
ビグノニア
トケイソウ

国土交通大臣賞受賞(壁面緑化技術で全国初!)

名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)
竣工後2年でほぼ全面を被覆した名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)が、「第3回 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール」で国土交通大臣賞を受賞しました。 8種類のつる植物をバランスよく配し壁面の早期緑化を達成している点が高く評価されました。

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